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南海トラフの発生確率の増加について

 2018年2月9日の日本経済新聞での記事

政府の地震調査委員会は9日、東海沖から九州沖に延びる南海トラフ沿いでマグニチュード(M)8~9級の巨大地震が30年以内に発生する確率が昨年よりわずかに上がり、今年1月1日時点で「70~80%」になったとの評価を発表した。

 過去にどのぐらいの間隔で巨大地震を繰り返したかや、最後の発生から何年たったかを基に、確率を毎年計算し直している。昨年は「70%程度」との表現だったが、今年は四捨五入の関係で「70~80%」と、一つ高いランクに入った

2018年02月09日

関西電力、ブロックチェーンで余剰電力のP2P取引を実験

関西電力は24日、ブロックチェーンを活用し、太陽光発電による余剰電力のピア・ツー・ピア(P2P)取引の実証実験を開始した。取引プラットフォームは、オーストラリア本拠のパワーレッジャー社のシステムを利用する。

 電力供給システムは、従来の大規模集約型から、今後は自立分散型が増えていく状況にある。関電は、今回の実験により電力P2P取引の知見を蓄える。

 大阪にある一般家庭を模した施設で実験する。パワーレッジャー社によると、対象戸数は最大10戸。太陽光発電設備を設置したプロシューマー(自家発電の電力を消費し、余剰分を売電する生産消費者)宅で創出した余剰電力を、複数の電力消費者宅へ送電。各住宅に設置したスマートメーターを通じて電力量やそれに伴う料金を計測し、トークンを使って取引する。パワーレッジャー社のP2Pプラットフォーム上で、電力取引に使われているトークンにはSparkzがある。

 実証期間は2019年3月末まで。その後は一般家庭への適用も検討していく方針だ。

2018年04月15日